私たち観光業はコロナ終息後に向けて何が出来るか。
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■私たち観光業はコロナ収束後に向けて何が出来るか。
コロナウイルスの影響で観光業が大打撃なのは、ニュースでもよく見ると思います。
今回は単純な売上減とは違い、頭を使ってどれだけ工夫しても前年比超えは限界があります。
それは、私たちが売りにしている「移動」を国民全員が自粛しているからです。
外出自粛で今までたくさん旅行していた人も家で過ごす毎日。
これに慣れたら、旅行をする人は減るのでしょうか。
私はそうとは思いません。
いつかは必ずその反動が来ると考えています。
そう思う理由は、政府が助成金等でその後押しをすると発表してるから…だけではありません。
「繋がり」を求める若い世代を中心にオンライン上でこんな会話がなされます。
「コロナおさまったらまた集まりたいね!」
「そうやね!どっか行こうか」
という会話。
目的は「仲間に会いたい」です。
これは「繋がり」に重点を置く若者に多いと思います。
旅が、飲み会よりも気軽さに欠ける分、実施の確実性・交流性の高い行動だからです。
人間はどうしてもリアルに会わないと不安になるし、会いたくなります。
私も同じです。
ここから、さらに不況という日本経済の状態から考えるに、高額な旅行をしよう!といって出来るのは一握りです。
多くの方は少額の日帰り旅行、それもコロナ完全終息でなければマイカーで行く方が増えると思います。(事実、コロナが広がっていたが今よりも警戒される前は、土日は観光バスは大幅減なのに、マイカーは多く走っていました)
と考えると、先ほどの会話に、
「なら、近くの〇〇行こうぜ!」といって頂けるように仕掛けなくてはなりません。
それが難しい。
コロナ終息が不明確な今、広告を拡大するのは不安だからです。
だからこそ、消費者の脳に思い浮かんだ観光地は勝ちです。
やれるのは、SNSの更新、旅行情報誌への掲載など、今までやり続けたことの出来る限りの「継続」だと思います。
まだ他にもやれることがあるかもしれませんし、述べた私見が正しいかも分かりません。
それでも、また楽しい旅が出来るその時までに、「何か」出来たらとも考えています。
また、笑顔で旅行してもらうために。