旅行は、老化による〝怒りっぽさ〟にも効果的だった!?
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「旅行は、老化による〝怒りっぽさ〟にも効果的だった!?」
年齢を重ねてくると、怒りっぽかったり、頑固になったりすることがあります。
周りから見ると、「何でだろう?」と思うことですね。
実はこれは、前頭葉の萎縮が原因のひとつと言われています。
またセロトニンの分泌が少なくなっていることも原因です。
セロトニンは安心ホルモンと言われていて、これが低下することで「老人うつ」になってしまうこともあるそうです。
そこで、効果的なのが、どんどん新しい人に会うなどという認知負荷を加えることだと言われています。
歳を取ると、人と会うのが億劫になってしまう方もいらっしゃいますが、認知負荷を加えるためには一人よりも「誰か」とコミュニケーションを取ることがいいそうです。
色々な情報を脳に処理をさせてアウトプットするという行為が有効で、まさに、旅行も最適です。
新しい人やものに触れたり、地図を読んだり、時間感覚などあらゆる負荷がかかります。
さらに、歩いたりすることで運動になったり、美味しいものを食べることで幸福を感じたりと刺激がたくさんあるのです。
ちなみにセロトニン分泌のためには肉やナッツがいいそうですよ。
こういった脳を刺激した人は、脳が元気なままです。
よく高齢になっても全く脳が衰えていない。という方を見ますが、意識的か無意識的か、脳にとって刺激的な毎日を送っているのでしょう。
ツアーでも80歳を超えても、頭の回転が早くて驚かされることがあります。
なので、出来る限り、外出する・旅行するという行動は非常に有効です。
今は、介護旅行という分野が発達してきています。
自分で歩くことなどが困難になって、旅行を諦めていた方を対象に、介護福祉士が同行したり、介護のプロっフェッショナルが行程の中で、困難なところは無いかということをチェックした安心なツアーです。
新しい景色やものに触れた時の快感は、気持ちがいいものですね。
私自身も、親などには「旅に出よう」と進めています。
それは、必ず人生に花を添えてくれると心から信じています。
親を連れて行く時は、お金は考えないようにもしています。
お金では変えられない、最高の時間もあるものです。
一流のレストランで食べることは、それ自体が思い出になりますもんね。
早くコロナが終息することを祈るばかりです。
※記述は私見です。正確なデータや情報が必要な方は専門家にご相談ください。